2つの経営戦略

ランチェスター法則に基づいた経営戦略には“2つの戦略”があります。

この2つの戦略を把握して実践することで、長く続く経営を実現することができます。

実際、弊社はそれを実践しており、現在創業から16年続いています。

それぞれについて簡潔にお伝えします。

戦略Ⅰ

いわゆる弱者の戦略と呼ばれるものです。

これは競争条件が不利なケース、劣勢な場合の戦い方です。

ランチェスター第1法則に基づいた戦略です。

ここでは簡潔に紹介したいので1つだけポイントを挙げるとしたら、「他社とどう差別化するか?」が大事になってきます。

他社というのは競争条件が同じか上位の会社に対してです。

直接戦わず、ズラすということが重要となります。

大きな会社とは同じことをせずに、お客にアプローチすることが得策です。

戦略Ⅱ

弱者の戦略ときたら、もう強者の戦略しかないですね。

競争条件が有利なケース、優勢な会社が行う戦い方です。

ランチェスター第2法則に基づいます。

こちらもポイントをひとつだけ挙げると「他社と同質化して他社が飛び出さないようにする」ことです。

出る杭が無いようにすることです。

競争条件が勝っているのであれば、自社よりもシェアが低い会社のマネをしていきます。

シェアが有利な場合は、量がものをいいます。

どちらの戦略を使いますか?

以上、2つの戦略の概略だけお伝えしました。

あなたはどちらの戦略を使いますか?

どちらが良いということではなく、自社のポジション的にどちらを使ったほうがより効果的なのか?を考え実践することが大切なのです。